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野に咲く花を摘んでみる
 

■2008.3.4(火)

“花束を贈れる人になりたい”と
以前コラムにも
書いたことがありましたが、

これがなかなか
贈れないものなんですよね。


チャンスがないということと、
気恥ずかしいということと、

いろいろなものがあいまって、
なかなかに難しいのですが。


出会いがしらにお渡しして、
ご飯中も、移動中も、
花の置き場所に
気を使わせてしまっては
申し訳ないと思ったりとか、


花をもらい慣れていない人に
お祝いとして贈ったときに、
自宅での処理に困ってしまうのでは?
と考えてしまったりとか。

そんなことを考えると、
やっぱり、なかなかに難しい。


でもね、
雑誌社時代のプラス思考の後輩さんと
一緒にお酒を飲んでいた時に、

『人ってのは、
 野に咲く花を贈られるだけでも
 うれしいと思うものなんですよ』

なんて素敵な言葉を教えてもらったんです。


なるほどー。

考えてみれば、
贈り物ってのはサプライズなんだし、

“ない”ということが大前提なので、
豪華である必要性は
何一つないんですよね。


遠足に行くためのおやつのように
500円以内の予算でも、
人を喜ばせることはできるだろうし、

桜がキレイだったと、
花びらを数枚贈るだけでも、
優しい心を伝えることができるし。


そう考えると、
『野に咲く花を摘んでプレゼントする』
ということも、

気持ちがこもっていれば、
十二分に喜んでもらえるもの
なんだろうって
そう思うんです。


“花束を贈れる人”ってのも
もちろん素敵な気がしますが、

“何気ないものを贈れる人”を
目指してみるのも、
なかなかに素晴らしいのかもしれませんね。

 

 

 


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